離島は生物多様性の宝庫

2017.7.1
映像の持つ力

吐噶喇(トカラ)列島、甑(こしき)島、三島村の硫黄島、奄美大島、加計呂麻島、喜界島、与論島。これらは全て同じ鹿児島県の島です。

鹿児島で離島というと屋久島が有名でしょうか。鹿児島圏には個性豊かな列島がいくつもあり、人が住んでいる離島は28もあります。

NORAのスペースにある、はまどまシアターで上映している民族文化映像研究所の作品には、鹿児島の民俗を丁寧に掘り起こし研究している鹿児島県歴史資料センター黎明館企画の離島作品群が存在します。

7月のはまどまミニシアターは、鹿児島の離島、吐噶喇(トカラ)列島、甑列島を取り上げます。『 吐噶喇(トカラ)− 七つの島々 』(1989年制作)、『 甑島のトシドン』(1979年制作)の2作品です。

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『 甑島のトシドン』(1979年 30分)(企画 甑島トシドン保存会・制作民族文化映像研究所)

 

離島の魅力、近くで実感できる生物多様性

実は、列島は島に別れ、ぞれぞれの島に集落があり、人が住んでいますが。どの島も、集落ごとに言葉や習俗が違っていたりと、独自の個性があり、一つにまとめることはできません。そこが島の魅力です。

各島ごとに地形の成り立ちや歴史背景の違い自然環境の違いから、ぞれぞれ独自の文化と景観をつくりだしています。はまどまシアターで上映する『 吐噶喇(トカラ)− 七つの島々 』(1989年制作)では8つの友人島の習俗を紹介しています。

各島の集落ごとに同いではない個性がありますが、と、同時に、それらが連なる列島自身にも、独自の個性の色合いがみえてくるのが興味深いですね。

一人の人、家族、地域、地域の森に住む鳥や動物や昆虫。そこに生き物全体が存在しているバランスと、共同体意識が色あいを成してくるのでしょうか。

離島の魅力は、まさに生物多様性が数時間の移動で、みて、感じて、体験できることです。集落を歩いて・・お話しして、住むような旅が出来たらなおさらです。今回はぜひ、はまどまシアターで映像を通して一緒に観ましょう!!!

 

「島を住むように旅する」おすすめは奄美大島、大和村の国直。
玄関に位置する国直は住んでいるような気分になれる旅プランを提供しているTAMASUというNPOがあります。知り合いの人がいなくても大丈夫!!。 滞在プランの詳細はTAMASUのホームページをご覧くださいね。わたしも豊年祭の参加や正月の料理づくりやつわぶき摘みなど体験させてもらいましたよ。

 

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はまどまシアター上映会の詳細、そして、お申し込みはこちらのページをご覧くださいませ。

*上映作品クレジット
『 吐噶喇(トカラ)− 七つの島々 』
(1989年 57分)(企画 十島村・制作民族文化映像研究所)
『 甑島のトシドン』(1979年 30分)(企画 甑島トシドン保存会・制作民族文化映像研究所)