成果報告会@群馬県川場村

2011.3.4
ひねもす里山/NORA雑感

林野庁の森林総合利用推進事業は、放置里山林等の整備を推進するため、
資源の有効活用によって地域が自立的・継続的に里山林整備に取り組むための
手引き書を作成するために実施しています。
この事業では、まず公募によって「実践地域」を決定し、
そこで里山林整備・活用をモデル的に実践していきます。
その試行錯誤を通して、実現可能性の高い地域版の里山林整備指針を作成し、
そうしたプロセスを踏まえて最終成果物である手引き書に活かしていきます。
平成22年度はこの事業の初年度に当たり、
飯豊町(山形県)、川場村(群馬県)、春蘭の里実行委員会(石川県能登町)という
3地域が「実践地域」となっています。

私は、この事業の検討委員の1人であり、
本日は、川場村で開かれた成果報告会に出席しました。
里山再生を山村の生業再生とリンクさせて進めていくこの事業は魅力的ですが、
どういう地域で暮らすのが幸せなのかという根源的な問いに対する
自分のスタンスがあいまいなため、まだ距離感をつかみかねています。

里山なび_森林総合利用推進事業

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(M_M)

ひねもす里山/NORA雑感