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2013.5.1 第44回 『川は誰のものか』(菅豊)

菅豊『川は誰のものか―人と環境の民俗学』(吉川弘文館、2006年) 著者の菅豊(すが・ゆたか)さんには、大学院生の頃からお世話になっており、 いつもその研究と実践(闘牛!)から刺激を受け続けています。 […]

2013.4.1 第43回 『デモのメディア論』(伊藤昌亮)

伊藤昌亮『デモのメディア論』(筑摩書房、2012年) 著者は『フラッシュモブズ』(NTT出版、2011年)という本で、 ネット時代における世界中の市民の動きを論じ、 従来の社会運動研究とは違うアプロー […]

2013.3.1 第42回 『森林飽和』(太田猛彦)

太田猛彦『森林飽和』(2012年、NHK出版) 2月末、仙台へ行く用事があったので、仙台空港や閖上地区などまで足をのばし、 約2年前に大津波に襲われた地域の復旧・普及の様子を見てきました。 私はなぜか […]

2013.2.1 第41回 『構造災』(松本三和夫)

松本三和夫『構造災』(2012年、岩波書店) 本書の最初の方に、構造災とは、簡単にいうと、科学と技術と社会の あいだの界面(インターフェイス)で起こる災害をさす」と定義がありますが、 これだけを読んで […]

2013.1.1 寄り道11 持続性と多様性を重視した社会へゆっくり急げ

寄り道11 持続性と多様性を重視した社会へゆっくり急げ 先日、NPOのマネジメント・資金調達に関して話をする機会をいただきました。今回のコラムでは、この機会に考えたNORA的な運営と活動について、自分 […]

2012.12.1 寄り道10 右でも左でもなく前へ

11月27日、嘉田由紀子さんが「日本未来の党」の結成を発表しました。自民党、民主党、さらに日本維新の党をはじめとする「第三極」、この中には投票したい政党がないと考えていた人びとにとっては、明るさを感じ […]

2012.11.1 第40回 多摩丘陵の自然と社会を学ぶブックガイド

多摩丘陵の自然と社会を学ぶブックガイド 昨年から大学で「多摩丘陵の自然と社会」という授業科目を担当しています。 大学のキャンパスは多摩丘陵に位置し、北側(多摩市側)に多摩ニュータウン、 南側(町田市側 […]

2012.10.1 第39回 『企業的な社会、セラピー的な社会』(小沢健二)

小沢健二『企業的な社会、セラピー的な社会』(2007年、ドアノック・ミュージック) 学生時代、オザケンは小山田圭吾とバンド「フリッパーズ・ギター」を組み、 英国のネオアコ、ギターポップの影響が強いその […]

2012.9.1 第38回 『社会を変えるには』(小熊英二)

小熊英二『社会を変えるには』(2012年、講談社現代新書) 先日、「社会が変わるべき今、社会をどう変えるか?」というタイトルで、 高校生を相手に話をする機会がありました。 これは、高校生に向けた投げか […]

2012.8.1 第37回 『シビック・アグリカルチャー』(トーマス・ライソン)

トーマス・ライソン『シビック・アグリカルチャー』(2012年、農林統計出版) 「シビック・アグリカルチャー」とは耳慣れない言葉だと思いますが、 副題の「食と農を地域にとりもどす」がこの本のメッセージを […]

2012.7.1 第36回 『植生景観史入門』(原田洋・井上智)

原田洋・井上智『植生景観史入門』(2012年、東海大学出版会) しばしば里山は、人と自然が共生してきた景観として、 理想的にイメージされますが、実際はどうだったのでしょうか。 あるいは、もっと一般化し […]

2012.6.1 第35回 『雑草と楽しむ庭づくり』(曳地トシ・曳地義治)

曳地トシ・曳地義治『雑草と楽しむ庭づくり』(2011年、築地書館) 「趣味は何ですか?」と尋ねられると、答えに窮したものでした。 学生の頃は、よく音楽を聞き、しばしば映画や芝居を見たりしていたので、 […]

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