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2010.12.07

【 ムラ 】 野菜市でつなぐ農と人~NORA野菜市

12月のNORA野菜市
12月7、14、21、28...毎週火曜日 午後5時~7時
南区宿町2-40 大和ビル駐車場

《「盛り」の季節を迎えても、野菜が足りない!》

 12月。神奈川の野菜は、冬野菜の「盛り」を迎えます。年末の需要期にねらいを定めて育ててきた農産物の収穫です。神奈川野菜の「盛り」。夏は7月、冬は12月。

 温暖な気候、豊かな土壌、身近な都市住民に恵まれた歴史的な背景と、育まれ継承されてきた優れた農業技術。多様な農産物を、一年を通じて「地産地消」し、都市に暮らす私たちが利用することができる、こんな地域が日本にどれほどあるのでしょう? 加えて畜産・酪農・水産まで含めた、神奈川エリアの食糧生産の豊かさを、今こそ同じ地域に暮らす私たちは、力を合わせて次ぎの世代につなげなければなりません。

《利用する人、利用したい人こそが、自らの地域の作物・食糧生産のありようを知り、広げよう!》

 この秋、野菜の高騰が続いてきました。あまりにも高い野菜に人々は困惑し、野菜を食べること、そのものをあきらめなければならないようなありさまです。その原因はどこにあるのでしょう?夏の暑さ、特に9月の暑さが主な原因とされています。が、気候変動が農産物にかつてない影響を与えることが顕在化して15年以上も続き、すでに恒常化しています。「こんな天候(現象)の年は初めてだ。」と40年以上農業を続けてきたベテラン生産者から毎年、毎年、出ることばです。

 「経営規模の拡大による生産コストの削減で国際競争力をつけ」る農業政策を国はかかげてきました。これからもその方針に変わりはないようです。

 大規模産地は気候変動に弱く、ひとたび被害が出たときの影響もはかりしれません。生産性が低いとされる神奈川のような小規模で多品目の生産や、中山間地の耕地は失われ続けてきました。それは、私たちの命を支える食糧生産の土台が揺らいでいることにほかなりません。気候変動など、作物への影響が明らかになるたびに、どんどん極端に農産物が不足し高騰している、そうは思いませんか?

 「生物多様性」そのままに、「作物の多様性・耕作地・耕作方法の多様性」こそが、日本列島の,食糧生産にとどまらない「暮らしの土台」なのです。

 身近な、何のヘンテツもないような小さな農地でも、1000年続けば、1000年間に人々が受ける恵みを想像してみたら・・・・。続いてもらわないと、困るのは、私たち「都市住民」です。

(ゆたぽん)

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