07月01日 (土)|「ジャガイモ掘り&ホタル観賞会~親子でアジサイの咲く里山へ」報告

日時:2017年6月24日(土)15:00~20:30
場所:城北センターおよび小松・城北地区の里山エリア(神奈川県相模原市緑区)
参加者:親子15組47名
主催:NPO法人よこはま里山研究所、共催:日本NPOセンター
協力:「小松・城北」里山をまもる会、関東EPO、協賛=東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省、神奈川県、相模原市
(参考)→募集案内

イベント概要

【ねらい】
①参加者へ:里山と関わる体験を通して、里山の自然と地域の暮らしへの理解を深める。
②地域へ:小松・城山の里山、地域の人びとのファンを増やす。(観光、特産品)
③環境へ:ホタルをはじめ里山の自然、景観、暮らしの保全につなぐ。
【タイムテーブル】
15:00 開会、オリエンテーション
15:30 川と畑の観察
16:30 ジャガイモ収穫体験
17:00 夕食づくり、ホタルのお話
18:30 夕食、片づけ
19:30 ホタル観賞
20:30 閉会

活動内容

収穫したジャガイモと地域で採れた夏野菜を材料に、カレーライスを親子で作って食べました。ほかに、あらかじめ収穫しておいたジャガイモで、地域の女性に素揚げを作っていただいたところ、参加者から大変好評でした。ジャガイモは、参加者1人当たり1kgを目安に配りました。また、食事を作っている間に、「まもる会」の方からホタルの種類や生活史について短くお話いただきました。
食後、穴川を上流に向かって歩き、バンジ谷戸に入って多くのゲンジボタルを観賞しました。ちょうどホタルの出現のピークに当たり、多くの個体を見ることができました。

参加者からの声

・こんな近くにこんな環境があると知らなかったので、是非また子供たちと来たいと思います。また、ジャガイモ堀に目を輝かせている子供たちをみて、もっと農業体験をさせるべきだなと思いました。
・私は城山出身で5年前まで住んでいました。住んでいた当時は、周りの自然がごく当たり前に存在していて大切さに気がつきませんでした。今回、参加させて頂いて改めて大切な事に気づきました。以前から気になっていた相模川の環境など前向きに考えるきっかけになったと思います。
・どこかに遊びに行くのではなく、自分たちの住んでいる身近な環境についてもっと知り、子供たちも身体で感じられるようになってほしいな、と思いました。自然の中で深呼吸して、田んぼのにおい、畑のにおい、草や森のにおい、昼と夜のにおいが違うことなど、を感じられる人になってほしい。
・ほたるの光を見た後で、車のライトや外灯の明かりの強さがあまりに強くて、人間はもっと少ないエネルギー量で生きていくべきだな、と考えました。
・里山の風景や生き物の営みにふれ、神奈川の里山の現状のお話もうかがったことで、自分が子どもの頃には当たり前だった風景が失われていっていることをあらためて感じました。
・家庭菜園をもっと広げようと思いました。外での屋外クッキングも気が引けてやっていませんでしたが、今後は子供たちが楽しんでいたので、親もチャレンジしてみようと思いました。

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まちの近くで里山シゴトづくり | 報告