09月03日 (日)|はまどまミニシアター『 竹の焼畑 〜 十島村 悪石島のアワヤマ』(トカラ列島・悪石島)

はまどまシアターは、原則第4日曜日、日本各地に古来より伝わる伝統的な生活文化の記録を上映します。映画を観たあとは、参加の皆さんとテーブルを囲み懇親会。* * 神奈川産・個性派野菜の手作りスーイツか食事が付きます * *
1970年代から2000年にかけて記録された民族文化映像研究所の貴重な映像を中心に上映します。地域風土の自然を巧みに利用する古い習俗や手仕事、受け継いでいる人々の思いが丁寧に記録されています。

 

9月3日(日)上映作品

❶『 竹の焼畑 - 十島村  悪石島のアワヤマ』2001年50分 撮影地:鹿児島県十島村悪石島

悪石島の全島を覆う琉球寒山竹は、株立ちで育つ熱帯性の竹で、その旺盛な繁殖力で島の地力を養ってきた。その竹山を焼いて栗を栽培する焼畑・アワヤマは、昭和30年代末に途絶えていた。これはその復元作業の記録である。(企画 鹿児島県立歴史資料センター黎明館・制作 民族文化映像研究所)

takenoyakihata

*** 作品解説

 旧暦1月下旬。島の北東部・大峰とよばれる台地状の緩斜面地区。山の神々へ祈り、アワヤマキリの作業開始。まず列にまっすぐ竹山を切り開くシリアケに始まり、そこからワキを切り開き、焼畑地全体を広げていく。 旧暦2月下旬。粟山日和(ハーヤマビヨリ)。切り開いた竹がよく乾燥し、火入れ時期である。まずホサギ作業、防火のため畑地の緑の枯葉や枯れ竹を取り除く。風下から風を入れ、風上に向かって燃やしていく。サカモエと呼ぶ猛烈な音で竹がはぜ、火が逆巻き7反(70アール)の畑地を1時間半で焼き尽くした。粟の種をムラなく散るよう、地面に蒔いていく。 旧暦5月中旬。アワヤマが、短期間で約2mの若い竹林になる。タカベエといい、火入れされた竹の株から生えたヒコバエで、成長する粟を駆逐するので切り除く。
旧暦6月下旬。粟の収穫。穂は、銅版製の爪や竹製のヘラで摘む。穂は天日で乾燥して保存し、家々で食べる分ずつ搗く。まず筵(むしろ)の上で足の裏と甲を使って穂から籾(もみ)を落とし、サンバラという笊(ざる)で屑をとばし、杵と臼で搗く。 旧暦8月上旬。粟の収穫感謝祭・八月祭。島の各宮へのお供え。ツワブキの葉の上にゴス(粟飯)を水で濾して作ったお神酒を注ぎ、収穫を感謝する。
かつて粟は島の人々の主食だったのである。悪石島の焼畑は十年周期。一区画を一年耕作し、次の地に移り、地力が回復する十年後にそこに戻る。また竹は、焼畑以外に食料、竹細工、家財など、様々に活用した。そして、悪石島の竹の焼畑文化は、海を通じて遠いラオスやベトナムなど東南アジアの国々にもつながる

作品紹介phpto(C)民族文化映像研究所

日 時

2017年9月3日(日) 15時/18時~上映(各回入替え制・開場30分前)

【昼の部】14:30開場・15時上映開始~17:00終了
上映後、懇談会を催します。(お菓子付)

【夜の部】17:30開場・18時上映開始~20:00終了
上映後、懇談会を催します。(夕食付)

場 所

はまどま(横浜市南区)

参加費

前売2,000円 当日2,300円(一般、会員共通)

共 催

郷土映像ラボラトリー

お申込み

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