「小松・城北」里山をまもる会

2017.6.4

2016年からNORAが関わっている小松・城北地区と、
この地区で活動している地元団体、「小松・城北」里山をまもる会を紹介します。

小松・城北地区は相模原市(旧城山町)の北部、町田市に隣接する地域にあります。
高尾山系から延びる緑豊かな丘陵地と、
境川の2つの支流(穴川と小松川)に沿って谷戸が広がり、
農村コミュニティとともに史跡も数多く、地域資源が豊富です。
2008(平成20)年、「神奈川県里地里山の保全、再生及び活用の促進に関する条例」が
初めて適用される地区として選定され、2012(平成24)年には、
「相模原市里地里山の保全等の促進意関する条例」の指定地区となりました。

「小松・城北」里山をまもる会は、2004(平成16)年度に
神奈川県から「里山づくり推進事業」のモデル地区第1号として指定を受け、
地域の既成団体が連携して、この年の4月に発足しました。
活動目標に「後世に誇れる里山づくり」を掲げ、
ビオトープ整備、散策路や古道の整備、山林の下草刈り、小川の清掃、畑作業のほか、
小学校の体験学習、企業のCSRの受け入れ、地域イベントへの参加など、
幅広い活動をおこなっています。

昨年度からは、東京海上日動の「Green Gift 地球元気プログラム」を受け入れ、
NORA、関東EPO、神奈川県、相模原市などと協働して、
市民参加型の里山保全・環境教育イベントを実施しています。

2019年までは、同じプログラムを継続する予定ですので、
ぜひ機会を見つけて、小松・城北地区に足をお運びください。