NPO法人日本の竹ファンクラブ

2015.7.31

9年9月に設立したのが日本の竹ファンクラブです。
設立後、全国各地の竹の活用事例を調査研究し、『全国竹の名鑑』として発行。
全国に多数ある竹林保全団体との差別化を図り、
プロではなくボランティアの集団であることを自認して、
市民ボランティアの組織力でこそ達成できる活動を展開してきました。

中心的な活動として、地権者に代わって竹林の手入れをおこなう「竹の里親制度」、
竹林保全を担う人材を育てる「竹の学校」があります。
関わっているフィールドが多く、「竹取協力隊」と呼ぶボランティアは、
横浜市内に限らず、神奈川県中井町、愛川町、静岡県伊豆の国市までも出向きます。
小机城址市民の森(港北区)、横浜国際プール(都筑区)で開かれる「竹灯籠祭り」は、
多くのボランティア、関係者を巻き込む組織力を活かして、
おおぜいの入場者を集めるイベントとして定着しました。
昨年は、小学生をターゲットにコンサート「竹の声音楽祭」を企画し、
若い世代に参加を促す工夫をしています。

「荒れた竹林!」「雑木林を征服した竹!」「失われた生物の多様性!」
かつて人びとの生活と深く結びついていた竹林が邪魔者扱いされるようになり、
あらためて竹との関わりを取り戻そうと始まった活動は15年目を数えますが、
今でも常に新しい視点を取り入れようと意欲的に活動を展開しています。

◎詳細はこちら↓
http://takefan.jp/