新治・谷戸田を守る会

2015.7.31

新治地区は市内でも里山景観の色濃く残る場所です。
しかし、わずかに残された谷戸奥の田んぼは
農家が高齢により耕作できなくなりました。
この場所は景観的にも、里山の生態系保全の観点からも重要な場所だったため、
平成14年度より緑区役所主催で景観保全と援農のために
ボランティアを募集してスタートしました。
平成17年度に自立した組織となり、地主さんや近隣農家より指導を受け、
農薬等を使わず、昔からの農法を学び、耕作と周辺管理作業を行っています。
毎年11月には新治里山公園で収穫祭を行い、300人ほどの来訪者で賑わっています。
特定農地貸付法の改正により法人等で農地を借りられるようになったことを受けて、
平成23年度よりNPO法人新治里山「わ」を広げる会(新治里山公園の指定管理者)
のプロジェクトとなりました。
5月13日に、「新治市民の森一帯の里山景観と生物多様性を守り育てる活動」と
して、第6回横浜・ひと・まち・デザイン賞(地域まちづくり部門)を
新治市民の森愛護会と合同受賞しました。
現在100人を超える会員数です。毎週土曜日に作業を行っています。
まもなく田植えが始まり、稲の生長を気にする日々を過ごします。
毎年晩秋に会員募集を行いますので、ぜひご参加ください。

◎問合せ
にいはる里山交流センター  http://www.niiharu.jp/